♯・♭系コード

 ♯・♭系コードの中には、そのままでは
押さえにくいフォームが雑じっています。
「C♯/D♭」と「D♯/E♭」がその典型です。
そのまま諦めるわけにはいかないので、
2つの対処法を講じてみます。

  1. カポダストを活用する。
  2. セーハコードを活用する。

 カポダストとは、左手人差し指によるセーハを代行してくれる器具です。 任意のフレットに装着すると1弦から6弦まで一括して押弦することができます。 ここで紹介するコードの場合、1フレットにカポダストを装着すると 押弦が格段に楽になります。 C♯/D♭がオープンコードのCと同じ押さえ方になり、 D♯/E♭がオープンコードのDと同じ押さえ方になります。

 あると便利なカポダストですが、デメリットもあります。 1弦から6弦まで常にセーハされているため、出せる音に制約がかかってしまいます。 例えば3フレットにカポダストを装着している場合、 2フレットから下のフレットの音が使えなくなります。

 「コードは楽に押さえたい。
でもフレットは制約なく全て使いたい」

 そんな時にはセーハコードを活用します。
別ページで紹介しているF型セーハコードと
B型セーハコードを組み合わせれば、
たいていのコードは押さえることができます。

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