音符と休符

 「音符」は音の長さを表す記号、
「休符」は音を出さないことを示す記号です。
音符・休符が解るようになると、より正確に
リズムを取ることができるようになります。

 音符は姿を変える度に、
音の長さが1/2ずつ短くなります。

音符名 音の長さ 覚え方
全音符
4拍
カエルの卵
二分音符
2拍
孵化したオタマジャクシ
四分音符
1拍
身体が黒くなった
オタマジャクシ
八分音符
1/2拍
一本目の足が生えた
オタマジャクシ
十六分音符
1/4拍
二本目の足が生えた
オタマジャクシ
三二分音符
1/8拍
三本目の足が生えた
オタマジャクシ

 音符の形と音の長さの関係は オタマジャクシの成長過程になぞらえると覚えやすくなります。

  1. 全音符をカエルの卵だと思ってください。
  2. これが孵化すると、透明な身体に尾が
    一本付いたオタマジャクシ(二分音符)が生まれます。
  3. オタマジャクシは成長を重ねて
    身体が黒くなり(四分音符)、
  4. やがて一本目の足が
    生えてきます(八分音符)。
  5. さらに二本目の足が生え(十六分音符)、
  6. 三本目の足も
    生えてきます(三二分音符)。

 こうして姿形が変化し、
オタマジャクシ(音符)のパーツが増える度に、 尾の長さ(音の長さ)は1/2ずつ短くなっていきます。

 休符も姿を変える度に、
音を止める長さが1/2ずつ短くなっていきます。

音符名 音の長さ
全休符
4拍
二分休符
2拍
四分休符
1拍
八分休符
1/2拍
十六分休符
1/4拍
三二分休符
1/8拍

 が、音符ほど解りやすい形状変化をしてくれません。 そのため休符の形と音を止める長さの関係は、黙々と暗記に励むしかありません。

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